以前,1円玉ドミノに傾倒していた時期がありましたが,最近はすっかりドミノ倒しを作らなくなりました.2015年に1万枚を超える1円玉ドミノが成功しているので,みーの能力の限界を感じてます.
小銭が大量に手元にあっても活用できないので,郵便局に預け入れることにしました.
まず,手元にある小銭を紹介します.現金で支払う時は10円未満の硬貨を使わないなど,様々な工夫をし,10年かけて1円玉と5円玉を貯金し続けた結果,このようになりました.
箱を含めて重さは4.7 kgです.これを郵便局に預け入れてきました.
窓口で大量の硬貨を預け入れることはできますか。また、手数料はかかりますか。
お預け入れは可能ですが、お時間がかかりますので、あらかじめご来店いただくゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口にご連絡ください。なお、手数料はかかりません。
窓口で大量の硬貨を預け入れることはできますか。... | よくあるご質問 | 株式会社ゆうちょ銀行
窓口に箱を2個提出して,金額を計算してもらいました.奥にある機械に硬貨をじゃらじゃらと注ぎ込んでいました.硬貨が自動的に選別されて,それぞれの枚数が分かるそうです.便利な機械があるものだと関心しました.見た目から自動硬貨選別計数機だと思われました.
5分程で金額が判明し,以下のような結果でした.
合計で5000円弱の価値がありました.まさに「塵も積もれば山となる」ですね.
郵便局にとって,手間しかかからない依頼をしたにも関わらず,迅速かつ丁寧に対応していただけました.大変感謝しております.10年に渡るプロジェクトを年末に精算でき,気持ちよく新年を迎えられそうです.
お釣りの小銭の枚数についての補足
硬貨の枚数の比率について違和感を感じる読者がいらっしゃるかもしれないので補足します.
まず,お釣りを受け取る金銭授受を繰り返した時の1円玉と5円玉の枚数の期待値を計算してみます.
お釣りの金額の1の位に対して受け取る硬貨の枚数は,以下の通りです.
- 0円: 0枚
- 1円: 1円玉1枚
- 2円: 1円玉2枚
- 3円: 1円玉3枚
- 4円: 1円玉4枚
- 5円: 5円玉1枚
- 6円: 5円玉1枚, 1円玉1枚
- 7円: 5円玉1枚, 1円玉2枚
- 8円: 5円玉1枚, 1円玉3枚
- 9円: 5円玉1枚, 1円玉4枚
みーが10年間行った金銭授受は十分な試行回数があり,これらの事象は同様に確からしいと考えられ,1円玉と5円玉の枚数の比率は20:5 = 4:1となります.
しかしながら,実際は10:1でした.いくつかの理由が考えられます.まず,5円玉の取り扱いがなく,1円玉でお釣りを受け取ることが何度かありました.これにより,1円玉の枚数の比率が上昇します.
次に,買い物以外の入手経路の影響が考えられます.1円玉棒金を手に入れたことがありました.これにより,1円玉の枚数の比率が上昇します.
1円玉ドミノの今後
また気が向けば作るかもしれませんが,しばらくは作る予定はありません.
支払い方法
キャッシュレス決済を多用することで,小銭が増えないよう工夫しようと思います.