先日,黒部ダムに友達と旅行に行って来ました.
黒部ダム観光中に体調を崩してしまい,大変な思いをしながらも,なんとか目的を達成しましたので結果を報告します.
タイトルはずばり,「身近な素材,ペットボトルを用いた高地の気圧測定」です.
室堂(標高:約2,450 m (1)) にて空のペットボトルのふたを開けてから閉じました.腹痛に見まわれ証拠写真撮り損ねました(T_T).家に持って帰ってくると,ペットボトルはくしゃくしゃに潰れていました.
これを水の中でふたを注意深く開けました.水が中に入りました.ペットボトルの形を元通りに整え,中に入った水の体積を測定しました.
ペットボトルの容積は1020mLで,中に入った水の体積は206mLでした.我が家の気圧が1013hPaとして室堂の気圧を計算すると,
1013hPa × (1020mL-206mL) ÷ 1020mL = 808hPa
となりました.
ホテル立山の説明(2)によると,気圧は760hPaだそうです.
誤差は6%となりました.凹んだペットボトルを完全に元の形に戻せていないのかもしれません.とは言うものの,ペットボトルという身近な素材だけでここまでの数字が得られたのは正直びっくりしました.
今度は,形の変形しない容器で,精密な実験をしたいと思います.例えば,,,缶コーヒーの空き缶とか,理想ではナス型フラスコでやりたいですね.
参考: