今までに何度か陶芸教室で陶器を作ったことがあるのですが，素人なので実用に耐える物はなかなか作れませんでした．制作途中は楽しいのですが，完成したものを後日郵送していただいても，家の棚に飾るぐらいしか用途が思いつかない品質で，残念な気持ちになることが多かったです．
先日，滋賀県の唐橋焼窯元に行って陶芸教室に参加し，マグカップを作成してみたのですが，作業工程が全て標準化されており，誰でも簡単に実用的なマグカップが作れるように工夫されていました．
具体的には，粘土の柔らかさ・厚さの調整や寸法などは全て事前準備されており，パーツを組み合わせる数工程を行って，自分のデザインを加えるだけで完成する仕組みになっていました．
また，琵琶湖ブルーの釉薬による特徴的な青色がとても美しく，よい陶器に仕上げていただきました．
みーが作ったマグカップはこのように仕上がりました．
取っ手は均一な厚みになっており，縁の舌触りもよかったです．焼き物なので少し重いのが難点ではありますが，普段使いしてみようかなと思える品質でした．
今までは，陶芸教室とは作っている時しか楽しくないものだという認識でした．しかしながら，唐橋焼の陶芸教室は完成した作品も楽しめるよう，随所に工夫がなされており，結果的にはとても満足できました．値段も2200円(税別)*1とリーズナブルでした．
滋賀県に旅行した際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか．
http://www.karahashiyaki.co.jp/
*1:http://www.karahashiyaki.co.jp/tougeikyoushitu-ryoukinhyou20130501.htm より．2022年7月に料金改定あり，本ページの価格は改定前のものである．
