「大雪山」は北海道の山であるのだが,「たいせつざん」と読むのか,「だいせつざん」と読むのかを調べたところ,どうやらどっちでもよいらしい.
Wikipediaには以下のような記載がある.
- 大雪山の名を初めて著した書物は1899年(明治32年)の『日本名勝地誌』とされる。この書では「たいせつざん」と振り仮名があった。
- 1912年(明治45年)発行の『帝國地名辭典』には「たいせつざん」の見出しで掲載されている。
- 国土地理院では「たいせつざん」の呼び名を採用しており[7]、5万分の1地形図の名称は「大雪山(たいせつざん)」となっている。
- 一方で、1934年(昭和9年)に指定された国立公園名では「だいせつざん」とされ、大雪山固有の動植物の和名も「ダイセツ」を付けるものがほとんどである.
- いずれにせよ、現在においても、「大雪山」の名は、どの読み方をもって正式と決めるほどには成熟していない。
ということで,正式にどっちが正しいという決まりはないそうだ.
- 現地の案内板のローマ字表記もDとTが入り交じっている。
現地の案内板の統一が図られていないなら,本当にどっちでもよいのだろう.