みーの家では,ファイル管理にNASを使っている.家中のすべてのデータ及びパソコンのバックアップイメージをNASに保存している.NASはIO-DATAのLandisk HDL-S1.0である.NASのデータは別の外付けHDDに1ヶ月に一度コピーしてバックアップをとっている.
うちのLandiskには,USBポートが付いていて,ここに外付けHDDを付けると,バックアップをしてくれる機能がある.しかし,いままでは,フォーマットしたあと初めてのバックアップだとうまくいったのだが,2度目の差分バックアップで何故かエラーがでていた.バックアップをスタートさせると,10秒ぐらいしてから「ぴーぴーぴー」とアラームがなり,ランプが赤く点滅して,シャットダウンするのだ.仕方なく,別のパソコンにLandiskと外付けHDDをつないで,エクスプローラでコピーをしていたが,これはあまり賢くない.
今日,lodataのサイトに行ってみたら,ファームエアのアップデートが公開されていたことに気づいた.そこで,バージョンを1.16から1.17に上げてみた.更新履歴によると,
Ver.1.16 → Ver.1.17(2011/02/28)
・DLNA再生の動作安定性向上.
・HVT-BCT300 または AV-LS700 をご利用時,環境によって本製品を検出できない場合があった件を対応.
・バックアップ機能の動作安定性向上.
引用:http://www.iodata.jp/lib/product/h/3343_win7.htm
となっていた.バックアップ機能の動作安定性向上とあるので,これならいけると思ったからだ.
アップデートは簡単で,ファームウエアをダウンロードして,landiskの設定画面からアップロードするだけである.
バージョンアップしたところ,起動は早くなったし,ブラウザからの設定画面の体感速度は倍ぐらいにあがったりと,全体的に動作が改善されたように思われる.さて,本題のバックアップ機能だが,なんと,すんなりとうまく機能したのである!素晴らしい.
IO-DATAのサイトのサポートでは,Landiskのファームウエアアップデートや付属ソフトのアップデートなど,しっかりとしたサポートをしているので,いい商品を買えたなあと思ったわけである.
最後に,Landiskの外付けHDDへのバックアップ機能の使い方をまとめておく.
初回バックアップ
1.外付けHDDをwindows7につないで,NTFSにクイックフォーマット&ディスクチェック 2.landiskをLANモードで起動 3.landiskの設定画面をブラウザで開いてlogin 4.USBポートの設定を開いて,FAT/NTFS共有モードにする 5.外付けHDDをlandiskにつなげる 6.landiskの設定画面にあるバックアップ画面を開いて,バックアップスタート
初回バックアップは,結構時間が掛かった.500Gのバックアップは1日かがり.
2回目移行のバックアップ(差分バックアップ)
1.前回の外付けHDDのルートに,"__backup"フォルダが出来ていることを確認する 2.このフォルダ内のデータはバックアップ時に上書きされるので,残しておく必要のあるファイルは別のルートフォルダに移動しておく(例えば,マイドキュメントなど,過去の文書が必要になるかもしれないフォルダは,外付けHDDのルートに2011-XX-XXなどと分かりやすいフォルダをつくって,ここの中に移動させておくと,あとあと便利である) 3.初回バックアップと同様の操作をする
2回目以降では,差分バックアップが行われるので,時間はそれほどかからなかった.
Landiskは普通のパソコンとほとんど同じ構成でできているので,やっぱりOSもアップデートしないといけないのだろう.