みーは,すべての個人データをNASに保存していて,必要なデータのみをメインのパソコンに保存している.パソコンにOSを入れたりするのはよくあるので,万が一の操作ミスでメインPCのハードディスクが吹っ飛んだ時のための対策だ.本当はテスト用のパソコンを用意するべきなのだろう.しかしテスト用でうまくいったとしても,メインで使おうと思ったら,やっぱりメインでも同じ操作をしなければいけない.これは2度手間だし,もしかしたらテスト用でたまたま動いただけでメインではうまく動かないこともあるかもしれない.そう考えると,はじめっからメインPCでいろいろとやったほうが早いやん,という結論に至ったわけである.
こんなわけで,NASのデータをいじることが多いので,できたらUbuntu起動時に自動マウントしてくれたらいいなあ,と思って調べて,試行錯誤した結果,うまくいったので,みーのメモも兼ねて,以下に記します.
OS:Ubuntu 10.10
マウントするネットワークフォルダ:192.168.11.35/disk
マウント先:/mnt/myl/disk
まず,ネットワークフォルダだけあって,ネットワークに接続されていないと,当然マウントできない.理想はネットワーク接続が完了した時点で,マウントするようにすることである.グーグル先生によると,/etc/network/if-up.dにあるスプリクトは,ネットワーク接続完了後に実行されるそうだ.したがって,ここにマウントを実行するスクリプトを置けばいい.マウントは,
mount -t cifs -o
rw,user=###,pass=###,iocharset=utf8,file_mode=0777,file_mode=0777,dir_mode=0777 //192.168.11.35/disk /mnt/myl/disk
で実行できた(###は適宜変えること).ネットワーク切断時は,/etc/network/if-down.d以下のスプリクトが実行されるそうなので,
umount /mnt/myl/disk
とすればおーけー.