読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

結婚式での音楽利用が複雑になっている

著作権は,利用者の利便性と,権利者の利益を両立させるための社会的な線引きなわけですが,この境界線が年々難しくなっています.

toyokeizai.net

「この曲は使えないので、CDを買って持って来てください」。友人の結婚披露宴で余興を頼まれた東京都内の女性は、式場担当者からそう言われて戸惑った。使用を断られたのは、ネット上の配信サイトから有料でダウンロードした音楽データ。

この記事は楽曲の複製権が問題になっています.CDそのままなら再生できるけどダウンロードした楽曲はダメ,と言われると矛盾を感じる人が多いわけですね.ダウンロードしているならば複製をしているわけですから,複製権を考慮する必要があります.

ネット経由の音楽配信では,個人利用以外の使用はほとんど許可させていないので,使用を断られるわけです.

ただ,これを一般の人が理解し運用するのは難しいと思います.

加えて,現在ではいろいろな団体が存在するので,理解は困難を極めます.

さすがにもっとシンプルなやり方があるように思います.

本の話ではありますが,Amazonでは実際に読まれたページ数に印税を課すサービスが実施されています.

japanese.engadget.com

こんな感じで,実際に楽曲が演奏されたことに対して,権利者に料金を支払う仕組みを導入するとよいかもしれません.

具体的には,

  • CD, 音楽配信サービス : 購入した個人が私的使用のための料金を支払う
  • 公の施設 (式場など) :
    • 施設所有者の責任のもと,再生した楽曲を権利者に報告し,料金を支払う.
    • 施設所有者は利用者から費用徴収を行う

今回の問題は,一般の人が著作権の手続きを行わないといけない点と,ダウンロード楽曲の利用に関する法整備が追いついていないことが原因なのだと思います.

Creative Commons License
2011-2016 みー This site is licensed under a Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 United States License.