mp3ファイルには,アルバム名やアーティスト名などが記録されている.このフォーマットをID3といい,v1系とv2系があるらしい.v1系は文字数が制限されているが,いろいろな機器が対応していて,v2系だと文字数の制限無しだが,対応している機器でしか読み込めないらしい.
iTumesやiPod touchはv2系に対応しているので,v2が使える.
さて,ある理由で,大量のmp3ファイルのID3情報を書き換えなくなったので,Pythonをつかって簡単なプログラムを作って実行することにしたのだが,PythonのID3ライブラリを調べた結果,eyeD3というライブラリがよさそうだったので,インストールすることにした.eyeD3は,Iとeyeの発音を掛けているのかな.
Mac OS 10.6(Snow Leopard)に入っているPythonのバージョンは2.5だったので,2.7に変更し,eyeD3をhttp://eyed3.nicfit.net/からダウンロードした.
Mac用のパッケージがなかったので,ソースからビルドした.その前に,Snow Leopardには,標準でmakeコマンドが使えないので,XCodeをインストールする必要があった.
ターミナルにて,
./configure make sudo make install
と実行すると,インストールされた.確認のため,Pythonで,
import eyeD3
と実行すると,エラーが出なかったので,うまくインストールできたようだ.